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「歯を抜かないといけない」と言われたら?歯を残す治療の選択肢とセカンドオピニオン|港区・高輪ゲートウェイ

「歯を抜かないといけません」——歯科医院でそう告げられた瞬間、頭が真っ白になった経験はないでしょうか。これから先の食事のこと、見た目のこと、治療にかかる時間や費用のこと。色々な不安が一度に押し寄せ、その場では「はい」とうなずいたものの、家に帰ってから「本当に抜くしかないのだろうか」と迷っている方は決して少なくありません。

実は、抜歯の判断は歯科医師によって考え方が異なることがあります。同じレントゲン画像を見ても、「抜歯やむなし」と判断する医師がいれば、「条件次第で残せる可能性がある」と判断する医師もいます。これは、診断技術・経験・専門分野・使える治療オプションの違いによるものです。

この記事では、港区・高輪ゲートウェイ周辺で抜歯宣告を受けて迷っている方のために、抜歯の主な原因/歯を残せる可能性がある治療法/セカンドオピニオンを検討すべきサインについて、ヨネデンタルオフィス高輪が詳しく解説します。

抜歯の判断に迷う患者のイメージ

「抜くしかないと言われた」——その迷いを、もう一度整理してみませんか

セカンドオピニオンは”裏切り”ではない

「セカンドオピニオンを受けたいけれど、今の主治医に申し訳ない」「医院を変えるみたいで気が引ける」——そう感じる方もいらっしゃいます。しかし、セカンドオピニオンは主治医を信頼したうえで、別の専門医の意見も聞いて納得して決断するためのプロセスです。転院とは意味合いが異なります。

医科の世界では、がん・手術などの重大な決断時にセカンドオピニオンを取ることは一般的になっています。歯科でも、特に抜歯・インプラント・大規模な補綴治療など、後戻りができない治療においては、別の視点を聞くことが患者さんご自身の納得につながります。

なお、当院ではインプラント治療全般のセカンドオピニオンにも対応しています。「インプラントを勧められたが本当に必要か」という観点での相談は、別記事「インプラントのセカンドオピニオン|港区・高輪ゲートウェイ」で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。

「抜歯が必要」と判断される主な原因

抜歯の判断につながる主な原因は、大きく4つに分類されます。それぞれ「残せる可能性があるかどうか」の判断基準が異なります。

抜歯の判断につながる主な4つの原因(う蝕・歯周病・歯根破折・根尖病変)の図解

図:抜歯が検討される代表的な4つの原因

① 重度のむし歯(う蝕)

むし歯が歯の根の深くまで進行し、健全な歯質がほとんど残っていないケース。神経まで達した進行性のむし歯では、根管治療(神経の治療)で残せる場合もありますが、歯ぐきの中まで虫歯が広がっていると保存が難しくなります。

残せる可能性のヒント:残っている歯質の位置・量、歯根の状態、根管治療の精度によって判断が変わります。

② 重度の歯周病

歯を支える顎の骨(歯槽骨)が大きく失われ、歯がグラグラしている状態。歯周ポケットが深く、歯の根を支える組織が破壊されているケースです。

残せる可能性のヒント:骨の喪失パターン(垂直性・水平性)、動揺度、隣の歯への影響度などにより、歯周再生療法で対応できる場合があります。

③ 歯根破折(しこんはせつ)

歯の根にひびや割れが入っている状態。神経を抜いた歯は脆くなりやすく、強い咬合力で破折することがあります。破折線が根の先まで達している場合は保存が難しくなります。

残せる可能性のヒント:破折線の位置・深さによって判断します。歯ぐきから上の部分のみの破折なら保存できることもあります。マイクロスコープでの精密診断が重要です。

④ 根尖病変(根の先の炎症)の再発

過去に根管治療をした歯の根の先に膿が溜まり、何度治療しても改善しないケース。通常の根管治療で対応できない場合に、抜歯が選択肢に挙がります。

残せる可能性のヒント:マイクロスコープを用いた精密根管治療(再根管治療)や、外科的アプローチである「歯根端切除術」で対応できることがあります。

歯を残せる可能性がある治療法

「抜歯」と診断された歯でも、別のアプローチによって残せる可能性が残されているケースがあります。代表的な5つの保存治療をご紹介します。

治療法 対象となる主なケース 特徴
精密根管治療
(マイクロスコープ使用)
再発した根尖病変/複雑な根管形態をもつ歯 拡大視野で見落としがちな細い根管を捉え、感染源を徹底除去
歯根端切除術 根管治療では治らない根の先の病変 外科的に病変部を切除し、根の先を封鎖して再感染を防ぐ
クラウンレングスニング
(歯冠長延長術)
歯ぐき近くまで歯が崩壊しているケース 歯ぐきの位置を下げ、被せ物に必要な歯の長さを確保する
エクストルージョン
(歯の挺出)
歯ぐきの下まで虫歯や破折が及んでいるケース 矯正力で歯を引き出し、健全な部分を歯ぐきの上に出して保存
歯周再生療法 骨の喪失を伴う重度歯周病 エムドゲイン・リグロス等を用いて失われた骨の再生を促す

※すべての歯に上記の治療が適応できるわけではありません。歯・歯ぐき・骨の状態によって適応の可否が変わります。

ヨネデンタルオフィス高輪 精密診療設備

マイクロスコープと歯科用3D CTを用いて、保存可能性を多角的に評価します

セカンドオピニオンを検討すべき5つのサイン

以下のような状況に当てはまる場合は、別の歯科医院でセカンドオピニオンを受けることをご検討ください。

 
① 抜歯の根拠が十分に説明されていない

レントゲン・CTでの所見、なぜ保存ができないのかの理由が口頭で短く伝えられただけで、納得できる説明を受けていない。

 
② 保存治療の選択肢を提示されていない

精密根管治療・歯根端切除術・歯周再生療法など、歯を残すための選択肢の説明がないまま、抜歯ありきで話が進んでいる。

 
③ すぐに抜歯を急かされた

「次回抜きます」と短時間で決定された/検討する時間や別の意見を求めることが許容されない雰囲気を感じた。

 
④ 精密診断(CT・マイクロスコープ)を受けていない

2次元のレントゲンだけで抜歯判断がされている。歯根破折・根尖病変の正確な評価には3D CTやマイクロスコープでの精密診断が役立つ場合があります。

 
⑤ 抜歯後の治療計画(補綴)が不明瞭

抜いた後にインプラント・ブリッジ・入れ歯のどれを選ぶのか、選択肢のメリット・デメリット・費用が十分に説明されていない。

いずれかに当てはまる場合、別の専門医に意見を聞くことで、判断材料が増え、ご自身の納得につながります。「変だな」と感じる感覚は大切にしてよいものです。

ヨネデンタルオフィス高輪のセカンドオピニオン|5つの特徴

マイクロスコープを用いた精密診断

肉眼や通常のレントゲンでは見つけにくい歯根破折のひび・微細な感染源・根管の形態を、マイクロスコープによる拡大視野で確認します。「抜くしかない」と言われた歯でも、別の見え方ができることがあります。

歯科用3D CTで骨・神経・根の状態を立体評価

2次元のレントゲンでは把握しきれない、骨の喪失パターン・歯根周囲の病変の広がり・神経との位置関係を3D CT画像で立体的に評価します。保存可能性の判断と、抜歯後の治療計画の両面で重要な情報源となります。

補綴学を専門的に学んだ院長が抜歯後の最終形までを描く

院長・米今は昭和大学歯科補綴学講座出身。「抜く・抜かない」の判断だけで終わらせず、抜いた後にインプラント・ブリッジ・入れ歯のどれを選んだ場合に、最終的な噛み合わせ・見た目がどうなるのかまで含めて検討します。

口腔外科・インプラント担当医との連携体制

難症例の場合は、日本口腔外科学会認定医の稲田大佳暢先生や、AAID(アメリカ口腔インプラント学会)認定医の塩崎健造先生と連携し、複数の専門的観点から治療方針を検討します。歯科保存・口腔外科・インプラントの視点を統合できる体制を整えています。

正直な診断──「やはり抜歯が妥当」と伝えることもあります

セカンドオピニオンを希望して来院された場合でも、精密に診断した結果「主治医の判断どおり抜歯が妥当」とお伝えすることもあります。残せる歯と残せない歯を見極め、ご自身が納得して治療を選べるよう、忌憚のないご説明をいたします。

セカンドオピニオンご相談の流れ

初めての方でもイメージしやすいよう、ご相談の流れをご説明します。

1
ご予約・資料のご準備

お電話またはWebからご予約ください。主治医からのレントゲン・CT画像・治療計画書・診療情報提供書などがあればお持ちいただくと、より精度の高い判断が可能になります。手元になくても相談はできますのでご安心ください。

2
ヒアリング・無料カウンセリング

主治医から受けた説明の内容、抜歯と告げられた経緯、ご不安に思っていることを丁寧にお聞きします。「何が引っかかっているのか」を一緒に整理することから始めます。

3
口腔内診査・必要に応じてCT撮影

実際にお口の中を診察し、必要に応じてマイクロスコープでの精密診査・歯科用3D CTでの撮影を行います。CT撮影は11,000円(税込)です。

4
診断結果と治療選択肢のご説明

診査結果をもとに、当院での見解と保存可能性/推奨される治療法/抜歯後の補綴オプションを画像とともにご説明します。当院で治療を受けるかどうかは、ご自宅でじっくり検討いただいて構いません。

セカンドオピニオン関連の料金

診療内容 料金(税込)
初回カウンセリング 無料
精密CT撮影(必要時のみ) 11,000円
診断ワックスアップ(1歯/補綴計画用) 5,500円
セカンドオピニオンのための来院だけでも歓迎しています。当院での治療を強制することはありません。

抜歯後の補綴治療(インプラント・ブリッジ・入れ歯)にかかる費用は、選択する治療内容により異なります。詳しくはカウンセリング時にご案内します。インプラント治療費の詳細は「高輪ゲートウェイのインプラント費用ガイド」をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q1
主治医に「セカンドオピニオンを受けたい」と伝えにくいです。黙って受診してもよいですか?
A

もちろんお伝えなしでも受診いただけます。ただし、レントゲン画像や治療計画書を共有していただけると、より精度の高い判断が可能です。「他院の意見も聞いてみたい」と伝えることは患者さんの権利であり、誠実な歯科医師であれば情報提供に応じてくれます。

Q2
セカンドオピニオンを受けるタイミングはいつが良いですか?
A

抜歯処置を受ける前がベストです。歯を一度抜いてしまうと、もう戻すことはできません。「抜歯と言われたが少し迷っている」段階で、できるだけ早めにご相談ください。痛みや腫れで急を要する場合は、まず主治医での応急処置を受けたうえでご検討いただく形が安全です。

Q3
どんな歯でも「残せる可能性がある」と言ってもらえますか?
A

いいえ。精密に診断した結果「やはり抜歯が妥当」とお伝えすることもあります。歯根破折が根の深くまで及んでいる、骨の喪失が大きすぎる、感染が周囲に広がっているなど、保存することでかえって悪影響が出るケースもあります。当院は残せる歯は残し、残せない歯は正直にお伝えする方針です。

Q4
主治医からの紹介状や資料がなくても相談できますか?
A

はい、ご相談いただけます。当院で初回からレントゲンや必要な検査を行い、独立した判断を行います。ただし、主治医の診療情報があると診断の精度が上がりますので、可能であればお持ちください。

Q5
セカンドオピニオンの結果、貴院で治療を受けないと申し訳ないですか?
A

いいえ、まったく問題ありません。セカンドオピニオンは「別の意見を聞いて納得して決めるため」のものです。元の主治医のところで治療を続ける方も、当院で治療を継続する方もいらっしゃいます。判断はご自身でゆっくりお決めください。

Q6
高輪ゲートウェイ駅からのアクセスを教えてください。
A

JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ駅」、京急本線・都営浅草線「泉岳寺駅」から徒歩圏内です。品川・田町方面からもアクセス良好です。詳しくは公式サイトをご覧ください。

ヨネデンタルオフィス高輪 外観

ヨネデンタルオフィス高輪|高輪ゲートウェイ駅・泉岳寺駅 徒歩圏内

著者・監修者情報

院長

院長 米今一晃先生

院長
米今 一晃
米今 一晃(よねいま かずあき)
  • 昭和大学歯学部 2014年卒業
  • 卒業後、昭和大学歯科補綴学講座に入局。補綴学を専門的に研鑽。
  • 2018年、三條歯科勤務
  • 2022年、ヨネデンタルオフィス高輪を開院
  • 日本口腔インプラント学会(JIAD)認定医
  • 日本顎咬合学会 認定医

院長の症例ページを見る →

インプラント担当医

インプラント担当医 塩崎健造先生

インプラント担当医
塩崎 健造
塩崎 健造(しおざき けんぞう)
  • AAID(アメリカ口腔インプラント学会)Associate Fellow(認定医)
  • 日本口腔外科学会 認定医
  • AO(Academy of Osseointegration)会員
  • アメリカでの300時間超の研修を修了
  • シカゴ本部での口頭試問をクリアした国際基準の専門医

本記事は、ヨネデンタルオフィス高輪・院長 米今一晃先生の監修のもと作成しています。

「抜くしかない」と決める前に、別の意見を聞いてみませんか?

抜歯のセカンドオピニオンに関するご相談も、初回カウンセリングは無料です。
「話を聞くだけ」でも歓迎しています。

高輪ゲートウェイ駅・泉岳寺駅からのアクセスも良好です。

お電話でのご予約・お問い合わせ

03-6455-7715
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