「一度治療した歯がまた痛み出した」「他院で“もう抜くしかない”と言われた」「根の治療をやり直すことになった」——港区・品川区(高輪・泉岳寺・品川・白金高輪エリア)で精密根管治療をお探しの方から、こうしたご相談をよくいただきます。
根管治療(歯の根の治療)は、歯を抜かずに残すための最後の砦です。しかし根の中は肉眼ではほとんど見えず、細く曲がった細い管が枝分かれしています。ここに感染が残ると、数年後にやり直し(再治療)が必要になることがあります。精密根管治療は、この「見えない」を減らすための治療です。
この記事では、保険の根管治療と精密根管治療は何が違うのか、なぜ再発(やり直し)が起きるのか、そして当院がマイクロスコープと歯科用CTで何をしているのかを解説します。
※治療中・治療後の痛み、通院回数・期間の目安を知りたい方は、「根管治療が痛い理由とは?通院回数・治療期間の目安」で詳しく解説しています。根管治療そのものの基礎は「根管治療とは」の記事をご覧ください。
保険の根管治療と精密根管治療は何が違う?
根管治療は基本的に保険診療で受けられる治療です。精密根管治療は、そこに拡大視野や精密な診断を加え、感染の取り残しをできるだけ減らすことを目指す考え方を指します。まず違いを整理します。
| 項目 | 保険の根管治療 | 精密根管治療 |
|---|---|---|
| 根の中の見え方 | 主に肉眼・ルーペ。手指の感覚に頼る場面が多い | マイクロスコープで拡大して確認しながら処置 |
| 診断 | 平面のレントゲンが中心 | 歯科用3D CTで根の形・病変の広がりを立体的に把握 |
| 1回あたりの時間 | 短め(保険制度上の制約がある) | 長めに確保し、1回の処置を深く進めやすい |
| 費用 | 保険適用(3割負担で1回あたり数百円〜数千円程度) | 自由診療(全額自己負担)。当院は前歯88,000円/小臼歯110,000円/大臼歯132,000円(税込) |
| 向いている方 | 初めての根管治療で、根の形が比較的シンプルな歯 | 再治療・奥歯の複雑な根管・抜歯と言われた歯を残したい方 |
※どちらが優れているという話ではなく、歯の状態と目的で選ぶものです。保険の治療で良好な結果が得られる歯も数多くあります。まずは検査のうえ、保険・自費それぞれの見通しをご説明します。
なぜ根管治療は「やり直し」になるのか
根管治療を受けた歯が、数年後に再び痛み出したり、根の先に膿がたまったりすることがあります。これは担当医の怠慢というより、根の中の構造がそれだけ見えにくく、複雑だからです。主な原因は次の3つです。
奥歯には3〜4本の根管があり、さらに枝分かれしていることがあります。細く曲がった管や、入り口が塞がっている管は、肉眼では見つけにくいことがあります。処置されないまま残った管の中で細菌が増えると、再発の原因になります。
根管の壁にこびりついた感染物質は、器具が届きにくい部分に残ることがあります。わずかでも残ると、そこを足がかりに再び炎症が広がることがあります。
根管をきれいにできても、被せ物や詰め物の適合が悪いと、その隙間から唾液とともに細菌が入り込みます。根管治療の成否は、最終的な被せ物の精度とも切り離せません。
痛み・通院回数・期間の目安
「痛いのでは」「何回通うのか」という不安は、根管治療でもっとも多いご質問です。要点だけ先にお伝えします。
- 治療中は麻酔をするため、強い痛みが出ることは多くありません
- 治療後、数日は噛むと響く・鈍く痛むことがありますが、多くは一時的です
- 通院回数の目安は前歯で2〜3回、奥歯で3〜5回程度。被せ物まで含めるとさらに1〜2回
- 強い痛みが増していく・大きく腫れる・発熱がある場合は、早めにご連絡ください
痛みが出る仕組み、痛みが出たときの対処法、歯の種類別の通院回数と治療期間の目安については、「根管治療が痛い理由とは?通院回数・治療期間の目安」で詳しく解説しています。
港区・品川区で受ける精密根管治療|当院の特徴
根管治療で再発のリスクを減らし、できるだけ歯を残すことを目指すには、根の中をどれだけ精密に処置できるかが鍵になります。ヨネデンタルオフィス高輪では、高輪・泉岳寺・品川・白金高輪など港区・品川区エリアの方に、次のような設備と体制で精密な根管治療を行っています。
治療中の痛みを抑えるため、必要に応じて麻酔を行います。炎症が強く麻酔が効きにくいケースもありますが、その場合の進め方も含めて事前にご説明し、無理のない範囲で処置を進めます。
当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を備え、拡大視野のもとで根管内を確認しながら処置を行います。見えにくい部分の取り残しを減らすことは、再発のリスクを下げ、通院を長引かせないうえでも役立ちます。
痛いからと通院を中断するとどうなる?
「痛みが引いたから」「通うのが大変だから」と治療を途中でやめてしまうと、根の中に細菌が残ったまま仮のふたが取れ、再び感染が進んでしまうことがあります。いったん症状が落ち着いても、内部で炎症が広がると、最終的に抜歯が必要になる可能性も高まります。
つらいときや予定が合わないときは、無理に我慢せず遠慮なくご相談ください。「抜歯が必要」と言われた歯でも、別の角度から診ると残せる可能性が見つかることもあります。歯を残す選択肢については「歯を抜かないといけないと言われたら」の記事もご覧ください。
費用について
根管治療は、基本的に保険診療で受けていただけます。より精密性を高めた自費の根管治療や、精密なCT撮影をご希望の場合は、別途費用が必要になります。
| 診療内容 | 料金 |
|---|---|
| 初回カウンセリング | 無料 |
| 根管治療(保険) | 保険適用 |
| 精密CT撮影 | 11,000円(税込) |
| 精密根管治療(マイクロスコープ)/前歯 | 88,000円 |
| 精密根管治療(マイクロスコープ)/小臼歯 | 110,000円 |
| 精密根管治療(マイクロスコープ)/大臼歯 | 132,000円 |
| 歯髄温存療法(MTAセメント) | 33,000円〜66,000円 |
| ファイバーポストコア(土台) | 55,000円 |
| オールセラミッククラウン(被せ物) | 198,000円 |
自費の精密根管治療について(自由診療)
- 自由診療である旨:自費の精密根管治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。費用は全額自己負担となります。
- 費用:精密根管治療は1歯あたり前歯88,000円/小臼歯110,000円/大臼歯132,000円(すべて税込)。別途、術前のCT撮影が11,000円です。根管治療後に土台(ファイバーポストコア55,000円)と被せ物(オールセラミッククラウン198,000円〜)が必要になる場合、その費用が加わります。
- 治療期間・回数:一般的な目安として、根管内の治療は前歯で2〜3回、奥歯で3〜5回程度、期間は数週間〜数か月です。被せ物の装着まで含めるとさらに1〜2回の通院が必要です。歯の状態により変動します。
- 主なリスク・副作用:治療後に一時的な痛み・腫れが出ることがあります。根の状態によっては感染を取りきれず、再治療や外科的処置、最終的に抜歯が必要になる場合があります。精密な治療を行っても、すべての歯を確実に残せるわけではありません。
検査のうえ、保険診療・自由診療それぞれの見通しと費用を事前にご説明します。ご不明な点は無料カウンセリングでお尋ねください。
よくある質問(FAQ)
著者・監修者情報
米今 一晃
- 昭和大学歯学部 2014年卒業
- 卒業後、昭和大学歯科補綴学講座に入局。補綴学を専門的に研鑽。
- 2018年、三條歯科 勤務
- 2022年、ヨネデンタルオフィス高輪を開院
- 日本口腔インプラント学会 認定医
- 日本顎咬合学会 認定医
港区・品川区で精密根管治療をお考えの方へ
「あと何回通うのか」「歯を残せるのか」——CTやマイクロスコープで状態を確認し、見通しを正直にお伝えします。
初回カウンセリングは無料です。高輪・泉岳寺・品川・白金高輪など港区・品川区からのアクセスも良好で、高輪ゲートウェイ駅・泉岳寺駅から徒歩圏内です。


