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インプラント術後の痛みはいつまで?原因・対処法・受診すべき症状を歯科医師が解説|港区高輪

インプラント術後の痛みについて説明する歯科医師のイメージ
「インプラント手術の後、どれくらい痛みが続くのだろう」「痛みが引かないときはどうすればいい?」――インプラント治療を検討している方にとって、術後の痛みは大きな不安材料です。

結論から言えば、インプラント術後の痛みは多くの場合1~2週間で落ち着きます。ただし痛みの感じ方には個人差があり、骨造成を伴う場合や複数本を同時に埋入した場合は経過が異なることもあります。

この記事では、港区高輪のヨネデンタルオフィス高輪が、インプラント術後の痛みの経過・原因・ご自宅でできる対処法・すぐに受診すべき症状について詳しく解説します。
ヨネデンタルオフィス高輪 外観

インプラント術後の痛みはいつまで続く?経過の目安

インプラント手術後の痛みの経過には個人差がありますが、一般的な目安は以下のとおりです。

時期 痛みの状態 対処のポイント
手術当日~翌日 麻酔が切れると鈍い痛みや違和感。処方された痛み止めで対処可能なレベル 処方薬を早めに服用
術後2~3日 痛みのピークになることが多い。腫れや内出血を伴う場合も 冷やす・安静・食事に配慮
術後4~7日 徐々に軽減。抜糸の時期(7~14日後)まで違和感が残ることがある 痛み止めを減量しながら経過観察
術後1~2週間 多くの方で痛みはほぼ落ち着く。抜糸後はさらに快適に 通常の生活に徐々に戻す
術後2週間以降 日常生活での痛みはほとんどない状態に。傷口の治癒が進む 定期検診で経過確認
GBR(骨造成)やサイナスリフトを併用した場合は、通常のインプラント単独手術より腫れや痛みが長引く傾向があります。2~3週間ほどかけて徐々に落ち着くことが多いため、担当医の指示に従って経過を見ることが大切です。骨造成について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

インプラント術後に痛みが出る主な原因

インプラント手術は歯ぐきを切開し、顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込む外科処置です。術後の痛みは体の正常な治癒反応であり、主に以下のような原因で生じます。

切開・縫合による外科的な刺激

歯ぐきの切開や骨への穴あけ(ドリリング)は外科的な侵襲です。周囲組織が修復に向かう過程で炎症が起こり、痛みや腫れとして現れます。

骨や歯ぐきの炎症反応

インプラント体が骨と結合する過程(オッセオインテグレーション)では、骨や歯ぐきに炎症反応が生じます。これは正常な治癒プロセスの一部で、時間とともに落ち着いていきます。

腫れによる圧迫

手術後は患部が腫れることがあり、周囲の組織を圧迫して鈍い痛みを感じます。腫れは術後2~3日目がピークで、1週間ほどで引いていくのが一般的です。

骨造成手術の併用

顎の骨が不足している場合に行うGBR(骨誘導再生法)やサイナスリフト・ソケットリフトなどの骨造成術を併用すると、手術範囲が広がるため痛みや腫れがやや長引く傾向があります。

複数本の同時埋入

一度に複数のインプラントを埋入する場合は手術時間が長くなり、組織への負担も増えるため、1本だけの手術と比較して術後の痛みや腫れが出やすくなります。

インプラント術後の痛みを和らげる6つの対処法

術後の痛みは正常な治癒反応ですが、適切な対処で軽減できます。ご自宅でできる対処法をまとめました。

処方された痛み止めを早めに服用する

麻酔が切れ始めたら、痛みが本格化する前に痛み止めを服用することで効果的に抑えられます。担当医の処方どおりの用法・用量を守りましょう。抗生物質が処方された場合は、痛みが落ち着いても指示どおり飲み切ることが重要です。

患部を冷やす(当日~翌日)

手術当日から翌日にかけて、頬の外側から保冷剤(タオルで包む)で10~20分ずつ冷やすと、腫れや痛みの軽減に効果的です。ただし冷やしすぎは血行を妨げるため、術後2~3日以降は控えましょう。

食事は柔らかいものを選ぶ

術後数日間は、おかゆ・スープ・豆腐・ヨーグルトなど柔らかい食事を中心にしましょう。硬いもの・辛いもの・熱すぎるものは患部への刺激になるため避けてください。反対側の歯で噛むよう意識することも大切です。

飲酒・喫煙・激しい運動を控える

飲酒や激しい運動は血行が促進されて出血や痛みを悪化させる原因になります。長時間の入浴も同様です。喫煙は血流を低下させ傷の治りを遅らせるため、少なくとも術後1~2週間は控えることが推奨されます。

口腔内を清潔に保つ

感染を防ぐために口の中を清潔に保つことが重要です。ただし患部の歯磨きは刺激を与えないよう柔らかい歯ブラシで慎重に行いましょう。うがいは強くブクブクせず、口に含んで静かに吐き出す程度にとどめてください。

頭を高くして安静にする

横になるときは枕を少し高くしておくと、頭部への血流が穏やかになり、腫れや痛みが和らぎます。手術当日はできるだけ安静に過ごしましょう。

こんな症状があれば早めに受診を

術後の痛みは通常1~2週間で落ち着きますが、以下のような症状がある場合は正常な治癒経過ではない可能性があります。自己判断せず、早めに担当医に連絡してください。

すぐに受診が必要な症状

術後1週間を過ぎても痛みが強くなっている:通常は3日目以降徐々に軽減します。痛みが増す場合は感染の可能性があります。

激しいズキズキする痛みが続く:処方された痛み止めで抑えられないほどの強い痛みは、炎症や感染が進行しているサインかもしれません。

腫れが1週間以上引かない・広がっている:腫れは通常3~5日で引き始めます。長引いたり範囲が広がる場合は感染のリスクがあります。

膿(うみ)が出ている:患部から膿が出ている場合は感染が起きている可能性が高く、早急な処置が必要です。

発熱が続く:38度以上の熱が術後数日以上続く場合は、全身的な感染の兆候です。

しびれが長期間残っている:下顎のインプラント手術後に唇や顎のしびれが2週間以上続く場合は、神経への影響が考えられます。

当院のインプラント治療が術後の痛みを軽減できる理由

ヨネデンタルオフィス高輪では、術後の痛みや不安をできる限り軽減するために、以下のような取り組みを行っています。

3D CT+サージカルガイドで低侵襲な手術を実現

歯科用3D CTで顎の骨の厚みや神経の位置を正確に把握し、サージカルガイド(手術用のテンプレート)を使って計画どおりの位置にインプラントを埋入します。不要な切開や骨の削りを最小限に抑えることで、術後の痛みや腫れの軽減につなげています。

静脈内鎮静法で手術中の恐怖・緊張を軽減

手術への不安が強い方には、静脈内鎮静法を併用しています。ウトウトとした状態で手術を受けられるため、恐怖や緊張による体の力みが減り、結果として術後の痛みも軽くなる傾向があります。詳しくは静脈内鎮静法の解説記事をご覧ください。

国内外の資格を持つ専門医チーム

院長・米今は日本口腔インプラント学会認定医、インプラント担当の塩崎先生はAAID(アメリカ口腔インプラント学会)Associate Fellowの資格を持ちます。豊富な臨床経験をもとに、骨の状態に応じた適切な術式を選択し、手術時間の短縮と組織への負担軽減を図っています。

術後のフォロー体制を整備

手術後は痛みの経過や注意点を丁寧にお伝えし、異変があればすぐにご連絡いただける体制を整えています。抜糸まで定期的に経過を確認し、インプラントが骨としっかり結合するまで責任をもって管理します。

完全個室で落ち着いた環境を提供

当院の診療室は完全個室です。手術中も術後の説明も、周囲を気にせず落ち着いた環境で受けていただけます。プライバシーが守られることで心理的な安心感が生まれ、術後の回復にもよい影響をもたらします。

ヨネデンタルオフィス高輪 完全個室の診療室

インプラント治療の費用目安(税込)

インプラント治療は自由診療(保険適用外)です。当院の費用目安をご紹介します。術後の痛みに関連する項目を中心に抜粋しています。

診療内容 料金(税込)
初回カウンセリング 無料
精密CT撮影 11,000円
サージカルガイド 110,000円
一次手術(インプラント体埋入) 308,000円
静脈内鎮静法(2時間以内) 77,000円
GBR(骨造成術) 110,000円
サイナスリフト 220,000円
インプラント治療は自由診療です。 費用は本数や骨の状態、骨造成の有無によって異なります。正確なお見積もりは精密検査後にご案内いたします。料金の全体像については費用の詳細ページをご確認ください。
治療期間・リスクについて
治療期間の目安:3~12か月(骨造成の有無や骨の状態により異なります)。リスク・副作用:術後の痛み・腫れ・内出血、まれに一時的なしびれ、インプラント周囲炎(メンテナンス不足による)、インプラント体の脱落など。定期的なメンテナンスが長期維持に不可欠です。
保証:インプラント体10年保証(最大20万円)/上部構造5年保証(最大10万円)
お支払い:デンタルローン(スルガ銀行)・クレジットカード・電子マネー対応

よくある質問

Q

インプラント手術はどれくらい痛いですか?

A

手術中は局所麻酔を十分に効かせてから行うため、痛みを感じることはほとんどありません。不安が強い方には静脈内鎮静法を併用することも可能です。術後の痛みは処方薬でコントロールできるレベルであることがほとんどです。

Q

痛み止めは何日分もらえますか?

A

一般的に3~7日分程度の痛み止めと抗生物質を処方します。痛みが長引く場合は追加の処方も可能ですので、遠慮なくご相談ください。【要医院確認】

Q

術後、いつから仕事に復帰できますか?

A

デスクワーク中心であれば翌日から復帰される方もいらっしゃいます。体を動かす仕事の場合は2~3日程度お休みされることをおすすめします。骨造成を伴う手術や複数本の埋入の場合は、担当医とご相談ください。

Q

市販の痛み止めを使っても大丈夫ですか?

A

処方薬を優先してください。市販薬の中には血液をサラサラにする成分(アスピリンなど)が含まれるものがあり、出血を悪化させる場合があります。やむを得ず市販薬を使いたい場合は、事前に担当医にご確認ください。

Q

腫れはどれくらい続きますか?

A

腫れは術後2~3日目がピークで、1週間程度で引いていく方がほとんどです。ただし骨造成を伴う場合は腫れが長引くことがあります。術後当日~翌日にかけて患部を冷やすことで腫れを抑えられます。

Q

二次手術(アバットメント装着)も痛いですか?

A

二次手術は歯ぐきを少し切開してアバットメント(接続部品)を取り付ける処置です。一次手術(インプラント体の埋入)と比べて侵襲は小さく、術後の痛みも軽度であることがほとんどです。インプラント治療の全体の流れについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

著者・監修者情報

院長 米今 一晃

院長

米今 一晃(よねいま かずあき)

  • 昭和大学歯学部 2014年卒業
  • 昭和大学歯科補綴学講座に入局
  • 2018年 三條歯科 勤務
  • 2022年 ヨネデンタルオフィス高輪 開院
  • 日本口腔インプラント学会 所属
  • 日本顎咬合学会 所属
インプラント担当 塩崎 健造

インプラント担当

塩崎 健造(しおざき けんぞう)

  • AAID(アメリカ口腔インプラント学会)Associate Fellow
  • 日本口腔外科学会 認定医
  • AO(Academy of Osseointegration)会員
  • アメリカでの300時間超の研修修了
  • シカゴ本部での口頭試問をクリア
本記事は、ヨネデンタルオフィス高輪の院長・米今一晃およびインプラント担当・塩崎健造が監修しています。記載内容は一般的な医療情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を行うものではありません。症状や治療方針は患者様ごとに異なります。詳しくは担当医にご相談ください。

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